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「あいうら」を読む [読書]

またコミックスの感想かよ(自分


あいうら (1) (角川コミックス・エース・エクストラ 32-1)

あいうら (1) (角川コミックス・エース・エクストラ 32-1)

  • 作者: 茶麻
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/02/03
  • メディア: コミック



いや、だからメモだって(自分


「あいうら」は珍しく、偶然買ったのではありません。 ニコニ○でずーと読んでました。
だから、わざわざコミックスを購入することにやや躊躇があったのだが、やっぱり買ってしまいましたね。

別にJK好きというわけではないです。
(むしろ、最近の娘さんたちは怖いです。 恐れてます。 息子たちが高校生の時、いろいろとお話を聞きました。 こちらとしては、対抗上「親父狩りに遭いかけた」級の話を繰り出すしかすべがなかった、くそー)


まず純粋に面白いし、安心して読めるところがいいですな。
「なにもおきないよう」な日常を描いている点は、他のレビューでも「学園日常物」とでも言うべきジャンルに含まれると指摘されています。 なにか画期的なことや、非日常的イベントがあるわけではありません。
代表的(?)な学園日常物は、例の女子高生バンドのシリーズがありますが、一度アニメ版を見ただけですが、私には耐えられませんでした。 なんだかイタタマレナかった。 平沢つながりでMAD動画は見ますが。
しかし、「あいうら」には素直に笑えるギャグがあります。 ギャグで笑わせる上で、キャラの設定も効いてます。

このままだと、四コマ漫画の基本を押さえた、オーソドックスな作品ということになりますが、「あいうら」にはキャラの可愛らしさという武器があります(流石ニコニ○出身、茶麻さん)。 かなり頻繁にキャラを見せるコマがあります。 人によっては何かに似ていると言うレビューもありますが、可愛らしさの得点はかなり高いのでは。

可愛らしいキャラが、「センスのいい」(品のいいと言い換えても可)ギャグをとばすので、まあ、なかなか楽しめるわけです。 キャラ設定はそういう意味でも効いてる。


しかし、日常物は「サザ○さん」を上げるまでもなく、「家庭」をステージとしていましたが、いまや「家庭日常物」は描けなくなったのではないですかね。 「家庭」での「日常性」は最早ファンタジーですよ。 まんまCG映画です。 なんとかの夕日ですよ。
むしろ、「家庭」での「日常」は、「なにもおきない」とは言えないスペクタクルやホラーです(笑)。

それで架空のJKという「閉域」での「日常」を描いた漫画が、安心して読めるのかも(特に自分)。
タグ:あいうら
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