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コミPo!の可能性2 [考察]

コミPo!を使ってコミックを制作したいと思うのは、なぜだろう。
(無駄な考察。 読む価値なし)

いつも比較してしまうボーカロイドの場合は、元々は切実なニーズがあった。
自分で歌えない演奏者、あるいは異性の声が欲しい演奏者が、歌手を雇うことは大変だし、思った通りに歌ってもらえるとは限らない。
ボーカロイドを使うことで、完全ではなくても、ある程度思い通りになるボーカルが手に入る。

しかし、先輩ボーカロイドに比較して、「初音さん」が爆発的に普及したのは、「初音さん」にキャラがあったからだ。

自分で苦労して作ったデータを「初音さん」が「歌ってくれる」感覚。

もともと肉声に対して人類は特別な感情を抱く。 ただのデータが「声」になったとき、「初音さん」は肉体化する。
キャラは肉体化の手がかりとなるだろう。 いくつかの作品がさらにその感覚を補強していった。

全員ではないだろうが、何割かのPさんたちは、「初音さん」に歌ってもらいたくて制作しはじめる。
もちろんその後は、それを誰かに聴いてもらおうとすることになるが。


振り返って、コミPo!でのコミック制作には、「コミPo!ちゃん」に「演じてもらう」という感覚があるだろうか。
無いとは言わないが、コミックデータが完成したとき、「コミPo!ちゃん」が肉体化する度合いは「初音さん」ほどではないだろう。

プロの漫画家も、キャラ自身が動き出すという表現は使う。
それはキャラを自由に描ける自身の肉体感覚と不可分のものではないかと、思う。

コミPo!ユーザーは、「コミPo!ちゃんに演じてもらう」ためよりも、「コミックを制作する」ためにコミPo!を使う度合いが高いはずだ。 あたりまえか。

これは、少し意図的な作業で、快感に直結した作業ではないかもしれない。 
このしんどい作業の快感を、知っているか、想像できるユーザーがコミPo!を使い始められるということだろう。
タグ:コミPo!
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コミPo!の可能性 [考察]

コミPo!についてのメモ。
元々漫画を描いていた層とは違う層から電子書籍出版(?)レベルの作品も発表されはじめたので、メモにしてみる。

へけもこ氏の「猛獣転校生」
http://mavo.takekuma.jp/title.php?title=28

汽水氏の【C×Si(上・下)】
http://www.comee.jp/fileview.php?fileid=3866

いずれも、出版用ではないフォーマットで作っていた作品を、電子出版フォーマットに(苦労して)再編集したもののようだ。 つまりコミPo!で作ってるうちに発表する気になったり、発表の機会を得たりという(本当か?)。


コミPo!の発売が発表されたとき、このソフトはひょっとすると「初音さん」程度に化けるのではないかと思った。
著名ブログでも同じ印象を書いている人もいたし。 
現状を見ると、それなりに売れてはいるのだろうが、そこまで一般化はしていない(ボーカロイドもそこまで一般化しているのかは疑問だが)。 
個人的には、「一般化すれば、コミPo!キャラも認知され、マニュアルなどの(従来はうんざりするような仕事向け)用途に使いやすくなるだろう」という下心(?)は実現されていない。


発表当初から、コミックシーケンサーの可能性として、ネーム編集ソフトとしての用途が指摘されていた。

ネーム編集ソフトと言ってしまえば、完成品コミックを制作するための「一つの工程」を効率化するツールであるわけだが、上のリンク先の作品のように「絵を描くプロではないが、コミックのネーム作りの技能を持っている」層が、「コミックの形」で作品を発表するツールという可能性はあるんじゃないか。
だれかに良いネーミングをしてほしいのだが、強いて言えばコンセプチュアル・コミック(酷い)とでも言うような。

アートに対するコンセプチュアル・アートの関係よりは、よほど完成版コミックを作る技能や「しんどさ」に近いし、作品の品質も従来のコミックと同じような水準にないと、コミックとして成立しない。
コマ割り、それぞれのコマを作る絵、セリフ、マンプなどを駆使するのがコミック表現なわけで。
そのためのツールとしてコミPo!はできている。
まあ、読ませるためにはコンテンツの水準は、着想も含めて重要なのは当たり前か。
へけもこ氏の作品などは、「猛獣」がかぶりものをしたコミPo!キャラであることが、すでに作品の「売り」で、読ませるきっかけだし。
水準という意味では、コミックとして不可欠だった「絵」を、一定の水準でジェネレートしてくれるコンセプチュアル・コミック構成ツールとしてのコミPo!(もってまわるわね。

3Dモデリングで日夜苦労されている「皆さん」にも怒られそうだな。 ジェネレートは暴言の類だ。


「コミック表現を使おう」とか、コミック表現に興味があるとかいう層は、初めから訴求力の高い表現を求めているはずだし、それには一定の品質というか、構成力は不可欠だろう。
もっとコンセプチュアルな漫画はいくらもあるが、一つのジャンルとしてコミPo!作品が認知されると、「何か描きたくて、だれかに読んでほしい」向きには良いことかもしれない。
私の下心も達成されるし。

タグ:コミPo!
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Evernoteはやっぱり便利だった(はず) [考察]

Evernoteを使うきっかけになった「仕事」を、1年以上のブランクを置いて、また担当することになった。
ある紙伝票に基づいて、1年分の実績を、必要な地方自治体に書面で報告するという仕事なのだが、以前担当したときには、裏カーボンの紙伝票をスキャンしてEvernoteに食わせ、タグを使って分類、無理やり集計した。
今回は自分から引き継いだ別の担当者が突然退職したので、仕事が年度の途中で戻って来たという嫌なパタンだ。

eve-silent01_001b.jpg

とはいえ、私より真面目な別の担当者は、紙伝票を毎月エ〇セルに打ち変えていたので、最後の集計と申請書への変換をやればいい、だけなのだが。

やってみると、リアル伝票に戻る作業で、予定がどんどん遅延していった。

報告の期限である先週まで、ずるずる先延ばしにした自分が悪いのだが、いざ集計してみると、入力の「穴」や、ミスがかなりの割合で混入していて、原本にあたる必要が結構あったのだ。

特に大変だったのが、報告先の自治体が、県レベルのつもりで入力してあったデータが、市や、区域に分けて報告しなければならない場合だ。 元々「要注意」じゃなかった、「要分類」自治体は分けてあったのだが、新規の自治体や「分類もれ」によって、確認が必要になった。 結局正しく分類されていたデータも含め、20パーセント近くを見直すはめに。


Evernoteに伝票イメージが入っていれば・・・・

少なくとも、裏カーボンかつ複数葉一部の「イヤ」な感じの伝票を繰りまくらなくても良かった。

Evernoteというより、スキャナイメージの活用がポイントなのだが、それを引き出したり、柔軟に分類しなおしたりできる仕組みは、やはり便利だったな。


最近、Evernoteをハードコピーツール扱いしていた自分。
反省しろ。
タグ:Evernote
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見せる涙 [考察]

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7notesメジャーバージョンアップ [考察]

東日本大震災後の混乱で、iPad2の国内販売が延期されている中、iPad用手書き文字処理システム「7notes」が、早くもメジャーバージョンアップする。
現バージョンで期待が高かった分、ガッカリ点も満載だったのを改善したうえ、「あとから変換」機能も追加という貪欲ぶり。 PDFだけだったファイル出力も、テキストファイルを追加したらしい。

専務は仕事してるねー。 というか、現バージョンは小出しにしてた?

初期バージョンでも十分「鳥肌たつ」レベルだったのだが、またしてもショッキングなタイミング、内容での改善が発表されては、iPad(1st)を買うのを思いとどまるのが一苦労だ(笑)。
本気で悩む。 スマホも買ってないのに。


Evernoteとの連携はマイナーバージョンアップで実現しているので、手書きの入力については、7notesとの「重複投資」を真剣に考えなければならなくなる。 Evernoteも頑張っているが、OCR機能は手書き文字をカバーしきれないだろう。
 

さらに読む価値なし


タグ:7notes
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手書き文字について [考察]

先の7notesの評価が散々なことについての投稿で、手書き文字の価値が「没落」していると書いたが、ある種類の文書では手書き文字の価値というか「特権」は健在だ。

ある種類の文書とは、もちろん履歴書やエントリーシートの類だ。
昨日、勤め先で同僚と「人事的な課題」について話していた時、転職で苦労した彼が、「履歴書は手書きにしないと、再提出を求められることがあるから・・・」と言っていた。
まあ、自分も総務に居たころは、ワープロ打ちの履歴書に「違和感」を覚えていたが、再提出を要求はしなかった。

履歴書で「手書き」を要求することの目的はなんだろうか?

さらに読む価値なし


タグ:手書き
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3月11日から突然の訓練 [考察]

東日本大震災の発生以来、どー考えても、何らかの訓練に、知らないうちに組み込まれている気がする。

1.未曾有の大地震+大津波の実体験及びTVによる執拗な提示

2.輪番停電システムによる給電停止訓練

3.福島原発事故の混乱したニュース提示

4.コンビニやスーバーから食料品が無くなる耐不安訓練

5.みず○銀行のシステム障害による耐システム障害訓練

6.交通機関の運行乱れによる移送耐性の改善

まだありそうだが、このへんで。

かなり緻密に計画された、訓練だ。

タグ:大震災
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Evernote for iPhone ヴァージョンアップについて [考察]

うらやましい。 まずは、うらやましい。
私はiPhoneユーザーではないので。

とりあえず、アプリの重要性を認識していたEN社の得点。

ツイッターのハッシュタグを追うと、いろいろマイナートラブルは出るようだが、概ね全体的な評価は高い。
マイナートラブルに丁寧に対応していけば、ユーザーの忠誠度は向上するだろう。
ユーザーは「自分はやはり見る目があった」と自分で納得できる。

これから、他のプラットフォームにも同レベルのアプリを提供していくことになるだろうが、 大変な作業は続いていくのだろう。 「あれと同じ機能を早く出して」とユーザーはうるさくなる。 まったくユーザーは勝手だ。
しかし、カメラや音声との同時記録はiPhoneの特性を活かした設計なので、デスクトップ用については、また違ったインターフェースを作らないと、ユーザーは納得しない。
ギャラクシー某のスマホとタブレットの関係で、特にタブレットを「拙速」販売したことの「評判」は、みんな見ての通り。

いずれにしても、「多重メモ」の一つの形を、アプリとして提示できたことは大きいと思う。
では多重メモの利点はなんだろう。

さらに読む価値なし


タグ:Evernote
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コミPo!の未来(妄想) [考察]

よけいなお世話だが、この先、コミPo!はどういうソフトになっていくのだろう。 勝手に妄想してみた。

今は、漫画シーケンサーなので、いろいろな構成要素を自由に貼り付けていく。
楽曲データの作成で言えば、各パートをそれぞれ自由に書いて、組み合わせるため、総譜と言うべき全体イメージはユーザーの頭の中にある。

将来的に、この漫画シーケンサーの表現力を幅広く高めて行くのが一つの方向。
キャラの基本モデルを増やす予定はすでに告知されている。
現在キャラのポーズを有る程度微調整できるように、表情なども調整できると助かる。
キャラやアイテムの3Dモデルの相互干渉も演算できるようになるといいが、一コマずつ、コマ全体の3Dモデルを演算することになるので、パソコンのパワーが必要になるかも。 一本の漫画全体をそうする必要はないが。
しかし、この方向に行くと、段々使うのが難しく、面倒になる。 難しいけど楽しいというバランス感覚なのか、難しく使いたい人だけ、そうできるインターフェースが必要。
難しく、面倒なのは「コミPo!」とは言えないね。 「コミムズ」、いや「コミガチ」?


もう一つの将来は、漫画ジェネレーターに近づくこと。
昨年末から、まだ一月だが、コミPo!を触ってみて、コミPo!というより、読みやすい漫画の構成が、結構難しいことに気が付いた(遅い、遅いぞ、自分)。

フキダシの位置一つとっても、コマの中の配置に基本ルールがある。
それと、キャラの位置やアングルが合わないと、場合によってはコマ割りをかえたりして、スムーズに流れるようにしなければならない。
その上で、個性的な構図や、コマ割りを考えるわけだが、これは大変だ。

今のコミPo!は「絵」のデータを発生させられるとしても、漫画データ全体を発生させない。
そういう意味では、今まで苦労して漫画を描いてきた先生、先輩方は、まだまだ心配ない。

漫画ジェネレーターとは、これら各種構成要素の配置ルールをソフトに取り込んで、基本的な配置はソフトが自動で発生させるソフトのイメージ。
フキダシなどは、キャラの3Dモデルに紐付けられた属性の一つになる。

しかし、これは漫画を描くシステムとして、面白くないだろう。
一秒でも早く、基本ルールに則った漫画を描くためには有効だが、そんな漫画は、描くのも読むのも面白くない。プロの現場でコミPo!のようなソフトが使われるかは疑問だが、少なくとも、プロ一歩手前までの漫画描きは楽しいから描くのだろう。 いろいろ構成や配置を工夫するのが漫画の楽しみの一つでもある。
この方向はあまり無いということか。
 
漫画でマニュアルを制作するような用途には使えるかも。 だから私は欲しい気もする。
himadana1_001.jpg


まったくだ。

しかし、こうしてみると、現状のコミPo!はパッケージングとして、高い水準にあるように思える。


タグ:コミPo!
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7notesのポテンシャル [考察]

MetaMojiの7notesは中国で使えるんじゃないか?

現在の日常レベルがどうなってるのかは、全く知らないが、
うちに専門書屋が送ってくる研究書を見ると、まだ「多言語」「多体系」の国だし。
活字なんだか、手書きなんだか一見判然としない書籍もまだあるし。

聖書から始まった活字文化を7notesが吹っ飛ばして、手書き文化を文書処理に直結したら、歴史が少し変わる。

まあ、大袈裟なこと言わなくてもいい。
7notesの変換システムが中国語、それも地方語に対応していくのは、ちょっと大変そうだが、上手く技術移転できれば、日本なんかよりあっちでの方が役に立つかも。
(北京の代表部はどう思うかな)
タグ:7notes
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